コスト的にも物理的にも扱いやすいポータブルDAC
昨今blutooth機器を使って無線環境で音楽や動画を楽しむのが当たり前になってきている。無線であっても音質は十分に良いものも多く出て色々楽しめるようになった。
ただ、やはりものによっては人混みで通信がまれに切れたり、ラグが大きかったりもする。
ただ有線でもコンパクトにいい音を聴きたい。それを満たしてくれるのが今回購入したSHANLINGのータブルDAC UA4だ。
主な付属品はUSB-C to CケーブルやUSB-A to C 変換アダプタでケースは別売(オレンジorグリーン)となる。
UA4 スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 重量 | 20.8g |
| 寸法諸元 | 60 X 25 X 11 mm |
| Hi-Res サポート | 768kHz / 32bit & DSD512 |
| ゲイン設定 | High & low |
| DACチップ | ESS ES9069Q |
| デジタルフィルター | 8種類 |
3.5mm 出力時
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 出力 | 2.1V @ 32Ω (137 mW @ 32Ω) |
| 周波数特性 | 20Hz-40kHz(±0.7dB) |
| THD+N | 0.0008 @ 32Ω (A-Weight @ 1.5V) |
| S/N値 | -120dB @ 32Ω (A-Weight) |
| ダイナミックレンジ | -120dB @ 32Ω (A-Weight) |
| チャンネルセパレーション | -71dB @ 32Ω |
| 出力インピーダンス | 0.4Ω |
4.4mm Output
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 出力 | 2.7V @ 32Ω (227mW @ 32Ω) |
| 周波数特性 | 20Hz-40kHz(±0.7dB) |
| THD+N | 0.0008 @ 32Ω (A-Weight @ 2V) |
| S/N値 | -120dB @ 32Ω (A-Weight) |
| ダイナミックレンジ | -116dB @ 32Ω (A-Weight) |
| チャンネルセパレーション | -106dB @ 32Ω |
| 出力インピーダンス | 0.8Ω |
使用感
本製品はSHANLINGのポータブルDACの中でも2024年3月に発売されたモデルになる。
操作ボタンは3つのみで、左右の音量・曲送りボタンと中央の一時停止・再生ボタンとなる。
メニュー画面に移行するには中央のボタンを長押し。このメニューでゲイン(high/low)やフィルター(8種)を選択・切替できる。
非常にコンパクトに収まっており、携行性に優れている。ポータブルDACなので電源は音源となる機器に接続すればオートで電源が付き、電力はその基の機器から供給される。そのためこの類のものにはありがちなことではあるが、供給元のほうで大きく消費しながら接続すると再生が途切れる場合がある。一般的な現象であり、普通に使う場合は問題ないので気になる点ではない。
個人的に助かるのは音量調整で、これが0~100で調整できるため、一つ上げるとうるさいし、下げたままだといまいち良く聴こえないということから解放されるのは有難い。
ちなみに自分は本機購入と同時に購入したDAC Pocketにちょうど収まるサイズで取り回しが良い。
UA4の主な機能と仕様
先に少し触れたが、本機はゲイン(high/low)やフィルター(8種)を選択・切替できる。
このほかにも、音量操作をDACからのみにするかや、LR調整ができる。UA4の良いところは、これがデバイス側のアプリを必要とせずDACのみで出来る点である。
iPhoneユーザーはたまに対応していないアプリを求められることがAndroidに比べ多いため、これは非常にありがたい。
特徴・音質
音回りを見ていこう。再生環境はcanal works CW-L02aを4.4mmバランス接続し、デバイスはiPhone12Pro。
DAC特有のホワイトノイズについては、再生機器のインピーダンスにもよるだろうが、ほとんど気にならない。
音は低音がはっきりしており、より音を立体的にしていると感じた。音をよりはっきりと感じることができ、かつ高音も刺さることなく綺麗に鳴らしている。
音場としては、やや広く聴こえ、ほどよくまとまりのある音を提供する。
また、フィルターによりある程度傾向を変えられるものの、本機の特徴を保ったまま気持ちちょっとした味付けが感じられるような基の味を壊さないいい塩梅のものとなっている。
総じてバランスの良い音作りとなっており、低音のしっかりとした音の上に成り立っているような音であった。
総評
本機の音は非常によくまとまって作られた音に感じられ、何よりこれが2万円を切る価格で手に入るのが驚きだ。
この価格帯であればディスプレイのついていないものがほとんどであるのも高評価の一因となる。
価格帯や音質を考えると初めてのDACを購入しようとしている人にはうってつけのものに思得るし、そうでない人も気軽に購入して損はない音に感じた。
これより高価格帯のポータブルDACと比較しても遜色ないともいえる本機、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
追記
iPhoneにおいて、iOS18にアップデートした際に不具合(音量挙動バグ等)が発生することに対応するファームウェアアップデートです。
下記ツイート上のリンクよりインストーラー等ダウンロードできますが、google drive上から落とす形ですので、セキュリティ等気になる方は自己責任でお願いいたしますという感じです。
🔷アップデート情報🔷
— Shanling JP (@SHANLING_JP) September 26, 2024
SHANLING「UA4」の最新ファームウェアを公開いたしました。
このアップデートは「IOS18」との互換性に対応するためのアップデートとなります。
全てのユーザーが対象ではございませんのでご注意ください。
詳細は下記リンクよりhttps://t.co/AIsowavsdi pic.twitter.com/2dmOhefUJb
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